白鳥の湖~K's Company [Stage☆Review]
久々にバレエをみにゆきました。 熊川哲也の「白鳥の湖」。
今までほかのバレエ団の「くるみ割り人形」など色々見る機会がありましたが、この「定番」白鳥~の舞台ははじめてです。(TVではよく見ていましたが)
バレエを一つの総合芸術として 分かりやすく見せている舞台という感想です。プロローグでは 娘が白鳥に変えられるシーンからはじまり、 フィナーレでは天国で王子ジークフリートと人間に戻ったオデットが結ばれるというシーンでおわります。 白鳥と黒鳥は、よく一人のプリマによって 踊り分けられますが、別々のプリマによって踊られ、善悪をはっきり出しています。
また舞台装置と衣装のカラーが美しく、衣装の一色ごとへのこだわりを感じることができました。オケとのからみもよく、白鳥が湖で群舞するシーンは衣装の質感や 体の動き、またトゥシューズの音がコトリともしないしなやかな動きで 本物の白鳥と見まがうほどでした。
プリマも白鳥の優雅な動きと やはり「鳥」なのだ、と思わせる少しコケテッシュな動きで魅了していましたが、 プリマより王子の印象が前に出てきてしまうところは 彼のバレエ団だから...と納得してしまいました。
バレエが始めての方にも見やすい舞台だとおもいます。
エンターテイメントとして ☆3つのステージでした。(最高は☆4つ)
2年くらい前に熊川哲也のジゼルみましたが、評判どおりの跳躍に目を奪われて、全体の印象は「とってもオーソドックスな演出だ」くらいだったんですよね。
白鳥は本人がかなり力いれてて、衣装から、振り付けから、かなり斬新さを取り入れてた(なんというか、演劇に近いようなこまやかな演出が色々)ようですね。テレビでも何度か特集されてました。
いいなあ、また見に行きたい~。
by oneisan (2005-06-18 21:34)
☆oneisan 熊川哲也の踊りには確かに目を奪われますね。
3階のバルコニー席だったので どんなに高く跳んでいるのかの
高低差がよくわかりませんでしたが、危なげがない、というところが
すごかったです。 王宮の場面で王子の前で踊るのって
結構プレッシャーだろうな、と下世話なことも考えちゃいました~。
by ニコ (2005-06-19 08:37)
バレエは、まだ観たことがないので、すごく興味あります。
nikoさんの文面で想像力全開です。
特に、私の友人は熊川哲也さんの大ファンで毎回「いいわ~!いいわ~!」と
吠えていますので、一度は観たいと思っています。まずは馴染みのある「白鳥の湖」などの作品からがいいんでしょうね。
あああ~バレエ観劇デビューが近そうです。
by twomoon (2005-06-20 18:59)
☆twomoonさん
バレエもなかなかよいものですよ。
ただし見始めたころは ミュージカルとか芝居に慣れていたので
なんか息苦しくなって~。そうなんです。声を出さないので なんか
そんな感じになりました。 でも色々な約束事のようなことが
わかってくると楽しめま~す。
by ニコ (2005-06-21 22:28)
あっ!そうでした~。
バレエはセリフや歌がないんですね~。大丈夫かしら私?
(私がイライラして歌っちゃったりして・・・)
「色々な約束事」って何ですか~?とっても気になります。
やっぱり、近々にバレエ観劇デビューしなくちゃ!
by twomoon (2005-06-27 00:34)
☆twomoonさん
大丈夫ですよ~。そういう覚悟でゆけば~(笑)
約束事とは セリフがない部分 手で会話するとか
男性と女性が踊る時に 二人が踊り~女性が踊り~男性が踊り~二人で
踊る様式があるとか~。まあ歌舞伎がお好きなら ますます大丈夫!
なるべくお話が分かりやすいバレエを見に行けば 好きになりますよ。
by ニコ (2005-06-27 11:51)